ミニ BLOG「小窓」 2021-25

  

♢ 2025.3.2  


  中国がチベット統治で最も注力したのは、チベット人の民族精神を破壊することでした。彼らの文化習慣行事など民族色のあるものを削っていき替わりに漢文化を移入、” エスニッククレンジング ” により、チベット人を漢化して独立精神を奪い、中国共産党に服従させることでした

 

 中国ほどあからさまではないにしても、我が国においても同様なことが、米国によって秘かに進められていたのは知る人が知る事実です。戦後米国は日本を従順な属国にするため民族気質を破壊することが重要と考え、日本人の心柱である天皇の廃嫡を検討しましたが、強引に行えば反乱が起こる可能性もあり、天皇を利用することに舵をきりました。しかし、100年後天皇廃絶を日本人自らの手で行うように、毒餌を仕込みました。その一つが、憲法です、日本の憲法は米国民主党の左派によって作られたもので、世界的に見てもリベラル色が強く、伝統的な価値観が破壊されるように巧妙に作られています

 

 その毒餌と併せて教育法曹マスメディアに社会主義者を配置し、朝鮮半島出身者の帰還を阻み、彼らの反日を利用して日本の共同体意識を壊す先兵にしました。それが根となり草となり現在のDEI、多様性多文化共生のリベラルグローバリズムに繫がっています。日本人の心性を蝕むこと、祖先より継がれてきた価値観、伝統行事、習慣習性、行動規範をなし崩しにして、外国のそれらとすり替えていくのが目的です

 

 教員現場では日本は侵略者悪いことをしたという間違った認識を植え付けて、国旗や国歌への愛着を持たぬよう誘導されます。オールドメディアは戦争への恐怖心を煽りに煽り、戦争は絶対ダメ、国なんて護らなくていいとしつこく訴えます。公職に外国人がつけるようにしたのもエスニッククレンジングの一つです、大阪の小学校では韓国人の教員が子供たちに韓国の歌を歌わせています。昔ながらの習慣や行事などに難癖をつけ中止に追い込むのも ” 日本色 ” を薄めていく活動の一つです。除夜の鐘がうるさいから止めろとクレームつける輩もその仲間でしょう

 

 米国の思惑は功を奏して戦後の日本は洗脳されて母国への愛情愛着を持てない人として、否、生き物として絶対に持つ郷土郷里の思慕、テリトリーの防衛本能が削がれてしまってます。多様性のもと外国文化を無制限に移入して日本の色合いを薄めていく、加えて中国等の外国勢力による政治への介入、金儲けにしか興味のない経済人界隈への浸透も進んでいます

 

 最近どうもおかしいと気づき始めた人がでてきましたが、外国人による犯罪がなぜか不起訴になる、偽装難民でも強制送還されずに申請を繰り返しながら月9万円の生活支援金を貰いヴィザも無く仕事をしている、外国人への生活保護支給、留学生への返還不要の奨学金の支給、技能実習生が逃亡しても身元保証会社も受け入れ先企業も公表されない、彼らの犯罪被害の弁償がされない、ヴィザ発給時の保証人は何のためにある!? 中国人の白タク闇民泊営業、在住外国人の免税品の転売が横行しても野放し、そもそも空港外市中にこんなに免税店が多いのが問題で、外国人は消費税を払わなくていいと言わんばかりの状態。運転免許は日本語がわからずとも母国語で外免切り替え可、日本人は中国で土地は買えないが中国人は何の制約もなく日本人と同等に土地が購入できる、せめて固定資産税は2倍増しにすべきです、健康保険も来日直後に加入でき即使用可、保険は一定期間保険料を納めてから使われないと今まで払っていた人の負担ばかり大きくなる、外国人の場合は加入後一年間は保険組合の負担は五割以下、加入者の自己負担率を五割以上にすべきです。数え上げればキリがないほど日本は外国人天国です、それもこれも間違った平等思想が蔓延しているからです、世界の国々では本国の人と外国人は区別されるものであり、全てが同等ではないのが常識です

 

 日本の各種制度は数百数十年に渡り、つまり本人だけではなく、親そのまた親の世代から積み上げてきたものです、何の積み上げもない外国人が日本人同様に制度の恩恵を受けるのがおかしいと気づいてほしいです。それが差別というなら差別でもいいでしょう、そもそも世界にいや宇宙に差別区別のない世界はないのです、どの世界にもどの宇宙にも秩序、つまり調和バランスを保つための差別区別はあるのです

 

 トランプが民主党が進めていたDEIをぶっ潰そうとしています。我が国もそれに乗ずべきです、男女共同参画多文化共生の施策を改める、JICAなど海外支援の金を国内へ日本人のために使うことが求められます。加えて国連の人権ナンチャラ委員会やらWHOやらへの分担金を凍結することも求めたいです。今が日本の踏ん張りどころです、これ以上の侵蝕を許せばもう後戻りできません。海外と同じように女性が一人で夜歩けない、災害やデモがあれば即座に略奪が始まる、荒っぽい手口の強盗が増える、落書きが増え街がスラム化する、マフィアギャングが増えて警察治安が停滞する、人心が乱れてモラルは崩壊し、罪悪を感じない自分中心の人が溢れて街中ゴミだらけになってしまう。古来から日本人が持っていたお互いさまのの心根、義理人情の思いやり、おかげさまの自利利他の精神がなくなって、殺伐とした冷酷な世界になってしまうのが本当に恐ろしいことです

 

 皇統皇孫を滅ぼし、日本という名称だけ残し、時間をかけエスニッククレンジングして、日本人に背乗りして入れ替わってしまうことが奴らの目的なのです。今から50年以上も前に三島由紀夫が嘆息していたことが現実化しています、これは絶対に阻止しなければなりません

 

” 私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら『日本』はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである ”    ~ 三島由紀夫 ~

 

  

 

♢   2024.03.13

 

 海外で日本人が関わるニュースがあると日本人の某と報道されますが、国内で外国人が関わる事件では、例えばベトナム人ならベトナム籍の某と報道されます、何か違和感を感じます。日本人だけ日本人と言い外国人なら籍と言うのはなぜでしょう?「人」と言わず「籍」と言うのはオブラートに包むフワッとした印象操作なのでしょうか・・ 埼玉で地域住民に恐怖を与えるグルド人たちもトルコ籍としか伝えられません、彼らは不法滞在者偽装難民でトルコ政府からテロリスト指定されている者もいるのにその背景は一切ニュースに出てきません。難民やマイノリティを称すれば疑うことなく全て善意で受け入れろというのがメディアの姿勢です。マイノリティには悪者はいない、全てが絶対善だとする洗脳に日本国民は晒されています

 

 新聞テレビ公共のメディアは公正中立でしょうか?賢明な人ならそんな建前は偽善に過ぎないと知っているでしょう。言うまでもないですが、メディアは自分たちの主義思想に適う報道の仕方で人々を誘導します。欧米メディアは堂々とそれを掲げます、米国のFOXニュース(共和党寄り)ワシントンポスト(民主党寄り)のように隠しだてせず、明瞭に主義を掲げているなら潔いですが、日本のメディアは卑怯なことに事実をそのまま伝えていると公平中立を掲げながら実際は特定の考え方を刷り込めるニュースなら子細に針小棒大に報道する、そうでないニュースは無視する、コメンテーターに自社の都合のよい発言をさせる等で心象誘導を行っています

 

 11月に控える米国大統領選挙、トランプ再選「もしトラ」についてネガチブな姿勢で報じられます。トランプ再選で日本のメディアは何が困るのでしょう。アメリカファーストのトランプの影響で、日本が日本ファーストに向かうことが恐いのです。全世界の国で自国より他国を優先してる国などありますか?中国なら中国ファースト、ブラジルならブラジルファースト、フランスならフランスファースト、こんなことは当たり前のことですが、日本だけが日本ファーストはダメとはなぜでしょう?日本が日本人の国になるのが嫌なのがメディアの本音です

 

 リベラル大好きなメディアはバイデン推しで移民に厳しいトランプは嫌いです。現在世界中で問題になっている移民による犯罪や治安悪化についてはできるだけ報道しないという姿勢です。その反対に多文化共生多様な社会の推進下、外国人がドンドン流入することが良いと印象付けています。人類皆兄弟、国境なき世界、世界が同一色になる理想郷をメディアは夢見ているのでしょうが、そのためには先ず社会のシステム云々の前に、江戸時代の日本のように家屋に鍵がなくても誰も盗みに入らない位の道徳心が人々に根付いていなければ無理な話です。日本の伝統や文化をぶち壊すことに懸命なメディアが日本固有の道義徳心をどうやって世界に拡めるのでしょうか・・ 巷に溢れる外国人観光客は日本のユニークな歴史、伝統、文化に魅かれ来日します、その有意な個性を潰して魅力のない国にするつもりですか・・

 

 メディアの日本潰しは戦後米国の強制で教育法曹報道関係にリベラル左派を配置したことに始まりました、この轍から脱しなければ日本は真の独立国家に成りえません。冒頭のクルド人の問題も米国に起因する疑いがあります。グルド人武装部隊がIS掃討で米軍に協力したことで、クルド人たちが米国に特別な配慮を求めましたが、その流れで米国から日本政府に働きかけがあったことも否めません。警察も入国管理局もグルド人にはなぜか及び腰になっているのはそのせいではないでしょうか・・ 

 

 外国から見れば日本はまるで米国の従僕ように見えるそうです、日米安保で日本が守られてる?それは幻想です、日本が攻撃されても、米軍は即座に防衛行動を起しません、その時その際にアメリカの国益があるかないかで判断され、大統領の命令がなければ在日米軍は傍観します。安全保障をアメリカに丸投げするのは危険です。反米になる必要はありませんが、従米から用米へと転換する時期に来ています。もはや戦後でないならば、最低限の独立国家の矜持を持つことが求められます。

 

 日本が自国ファーストになるためには外圧ショックが必要です、「もしトラ」が現実化し、否応なくアメリカ離れになればその引き金になるかもしれません。自国ファーストが世界のトレンドになり、それぞれの国がその国らしさを取り戻し、世界を同一色にしてクソ面白くない世界にしようとするポリコレ一味を打ち破る旗幟にならんことを願います

 

 

 

♢  2023.06.26 

 

 少子化で国が滅びる?少子化高齢化は確かに日本の問題ですが、地球規模で考えると、急激な人口増の方が大問題に思えます。地球に住んでるのは人類だけではありません、人間が増えればそれだけ他の生き物たちの生息環境が狭まります、それによって今までどれほどの生き物たちを絶滅させてきたのでしょうか?地球面積上、人間の居住スペースは限られています、これ以上人口が増えれば、生態系ひいては地球そのものにも深刻なダメージを与えてしまうことは多くの科学者が指摘しています、つまり既に人間は増えすぎているのです! 

 

 人口は無理に減らす必要はないですが、徐々に人口が減っているなら、そのまま減っていくほうが、地球及び自然環境には良いことです。少子高齢化も一時的には人口バランスを崩すことになりますが、皆が知恵を出し合い、痛みを共受すればよいわけで、いづれは高齢者が減り、ミニマムな適度な年齢分布の新しい日本になることでしょう。 むしろ、アフリカ等の途上国の圧倒的な人口増加の方が大問題で、資源、食料、飲み水の取り合いで混乱がおき、果ては戦争にもなりかねません。全世界的には、適度に人口を減らして、ミニマムな世界に戻していくほうがいいのではないでしょうか・・

 

  経済規模を大きくするため人口を増やせというのはあまりにも銭儲け主義で、地球規模の視点が足りません、人類だけが栄えればよいというのはまさにエゴそのものです。自然な形で、人口が縮小するのならばその範囲内での幸せな有り様を目指すほうが、国民一人一人は幸福になれます

 

 戦後の日本は7千万人ほどの人口でしたが、十分に復興して経済大国になりました。人口が少ないと貧しい国になるとは限りません、英国の 国土面積は約24.3 万平方KM(日本の3分の2)で人口は約 6,600 万人ですが、世界的な企業も少なくありません。シェル、ユニリーバ、アストラゼネカ、HSBC、テスコ、バーバリー、ロールス・ロイス、ダイソン、ロイター・・優良企業は数多くあります。日本の面積37.7万平方KMからすれば、人口8千万で丁度良いのではないでしょうか。人口が少なくなると経済規模は小さくなりますが、労働生産性を高めて、優れた製品やサービスを生み出せば、貧しい国になるわけではないのです

 

 子育て世帯にお金を配れば少子化がストップする?教育医療高福祉の北欧でも少子化が進んでます。そもそもそのお金は誰が出しているのですか?国が借金して出しているのなら子供時代に十分な恩恵を受けた世代が、税金を払う側に立った時に返さなければなりません。出産一時金も医療費無料も子供手当も給食や授業料無償も前の世代はなかったので、大幅な増税もできませんが、ばらまき施策でお金を貰った世代はいずれは返さねばならないことを忘れてはいけません

 

 先進国の少子化対策に決定打はありません!日本も昔は5-6人の兄弟のいる家庭は珍しくありませんでした。その当時の不便な暮らしに戻れば子供は増えます。また心拍確認できる妊娠5ヶ月以降の中絶は禁止します。日本は世界でも例を見ない人工中絶大国ですが、生命倫理上も宗教上も大きな問題があります。中絶をドル箱にする病院の抵抗が強いと思いますが、倫理道義は銭儲けに優ると堂々と押し切ればよいのです。併せて望まぬ妊娠をケアするためにアフターピルをドラッグストアで購入できるように、経口中絶薬の処方もできるようにして、育てられない親に代わって育てる公立の養育院を増やせばよいでしょう。昔の不便な暮らしに全てが戻れなくとも、深夜0-2時位でも計画停電をすれば確実に子供は増えます。24時間営業のコンビニなど本当に必要でしょうか、快適で便利な暮らしを享受して、多産を奨励するのは全く無理難題な話です。よって少子化を受け入れる選択も考えねばなりません

 

 小国が豊かな生活を維持するためには、金銭富の国外流出を減らし、国内でそれらを循環させることです。すなわち輸入を必要最小限にし輸出を増やします。国内で自給できるものは自給し、国内で採れる資源を総点検し商業化し輸出につなげる事が大切です。高度なリサイクル技術により希少資源を含む資源の再利用も大切です。産業振興には教育が重要ですが、国公立大学は理工系に特化して十分な研究費を充て、文系は私学に任せればよいでしょう。国による全方位的な支援や補助金などはやめるべきです、集中集約して得意分野を伸ばすべきです 

 

 またよく声高に言われる移民は悪手の極まりで、生活習慣、宗教の違い等で同化が難しく集団地域化し、社会混乱による損失の方が大きく、治安維持のコストが欧州では爆増しており、今ではどの国も移民を制限しています。周回遅れで日本がそのようなバカな施策をやることには断固反対です。フランスでは移民の70%が無職で労働力として機能していないことが問題になっています

 

 そして最も重要なことは、子供を生み育てる意志意欲を高めること、この国で子供を育てていきたいという意識を持てるかどうかです。戦後の日本はエコノミックアニマルとなり、政府のお偉いさんも口を開けば経済のことばかりで、どういう国にしたいのかその理想や意義、精神性について何の言及もありません。国のトップがそうであるなら国民がゼニカネに執着し、それを行動原理にするのも仕方ありません。誰もがSNSでのキラキラした生活に憧れ、簡単に金を得られるのなら、闇バイトにだって人は集まります、倫理も道義もなく、善悪もなく、捕まるか捕まらないかが唯一の抑止です。そんな刹那的な国で本当に子供を生み育ていきたいでしょうか・・

 

 子供が増えて子孫が繁栄する国には何がありますか、子供への愛はもちろんでしょう、同時に家族を含む周辺共同体への愛、地元愛、国風国柄歴史文化への愛着、愛に包まれた環境があれば子供は勝手に増えるのです。利害損得を超えたものが子育てにはあるからです。GHQの置き土産の憲法に欧米のリベラリズムが主となり、日本を弱体化するため、国への愛や忠誠を悪とする教育や報道や施策が少子化を推し進めているのです

 

 

 

 2023.02.22

 

 外での入出国の際には、慣れ親しんでる国であっても多少は緊張します。以前インドの空港イミグレーションで、査証の日付の見誤りで、オーバスティを疑われた事がありました

 

 その後の精査で誤解は解けましたが、「君はオーバスティをイージーに考えているが、不法滞在は立派な犯罪、罰金を払わないといけない、ヴィザも今後一年間は発給されない」と強く言われた事が記憶に残っています。不法滞在や不法入国はペナルティが課される犯罪なのです。然るに日本ではどうも甘く考えられています、母国に帰りたくない人たちには居させてあげればよいと言うお花畑な人もいます。当たり前な話ですが、外国に滞在したいなら目的に応じた査証(滞在VISA)を取得すればよい話でそれは全世界共通のルールです。査証がもらえないならそれはその国にとってペルソナノングラータなだけなのです

 

 とんでもない話ですが、日本では不法滞在でも永遠に居続けることができる裏ワザがあります、理由はなんであろうが難民申請さえすればその間は退去しなくてよいのです。申請は国の機関で公正に審査されます、不可になっても繰り返して申請できるので、無限に行えば永遠に日本に滞在できるのです。世界広しこんな馬鹿な制度なのは日本だけです。よって入管難民法を改正して申請回数の限度を決めねばなりません、こんな当たり前の事にも反対する連中は確信的な犯罪擁護者です

 

 入管施設で死亡したスリランカ人女性もこの無限ループ申請をしていました、最初からスリランカ大使館が保護してあげれば最悪の事態にはなりませんでした。そもそもこの女性は日本に語学留学で来た後にヴィザ切れでオーバーステイとなり、同郷の恋人からのDVを理由に難民申請したそうです、スリランカ国内でのDV被害ならスリランカ警察に相談してください! どこがどう難民なのかまったく理解不能です。この女性がどのような理由で申請したかについてはメディアは一切報道しません。常識的に考えれば誰でもおかしいと思います。この人も家族も人権活動家とその取り巻きに利用されているのです。 スリランカは仏教の国として好感を持ってましたが、中国に媚びて借金まみれになると日本にすり寄るいい加減さも併せて、この件でかなりイメージが悪くなりました

 

  パスポートを所持し、航空券を買わなければ日本には来れません。日本入国には国ごとに要件が異なり、観光であっても例えば中国人は査証が必要です、搭乗の際には、航空会社がパスポートを見てヴィザの有無やトランジットなら第三国への航空券の所持もチェックされます。それをクリアして日本行きの便に乗れるならそれ相応の資財がある人です。着の身着のままで歩いて隣国へ逃げていく難民ではないことは確かですね。日本で難民申請する外国人の99%は紛争などない地域の人たちと数字が発表されてます。申請者の大半は、観光ヴィザで来日後、正規の滞在手続きができなかった不法滞在不法就労者です、諸外国なら一発で強制送還強制退去(もちろん自費です)の対象となる人たちです

 

 

 ・ 不法滞在は犯罪です ・ 外国に入国する人は帰国の渡航費用も自身で工面する義務があります。やむを得ない状況の場合、先ずは母国の大使館に相談するべきです ・ 経済難民は難民の条件に適用されません  ・ 経済難民でよくある申請内容は、母国での犯罪や借金取りから逃げてきたというパターンです

 

 

 自国が貧しいから他国で働くという偽装難民不法移民は母国の発展のためになぜ力を合わせて努力しない?不法滞在者としてゴネて居座るよりも、海外で学んだ知見を活かし、国の発展のために尽くして欲しい。アフリカなどは80年以上の長期に渡り、国家予算の数百倍の資金援助を欧米日本より受けているが発展はままならない、あと百年援助を受けても変わらない? もはや地域環境民族気質文化習慣や汚職や不公正を是とする国柄で発展が阻害されているのでは・・ 

 

 日本の海外援助は、収賄などの汚い金や内戦の武器調達の原資となってませんか?利権まみれの海外援助なら、その金を国内に山積している諸問題の解決に使って欲しいです。海外援助は日本の国益になっていますか!? 私費ならどうぞご自由にですが、公金血税は日本国民に資するために使われるべきです。官僚や政治家が外国にエエかっこをするだけの援助は止めてもらいたい、日本は世界のATMではない、血税は自国民ファーストに使われるべきです。。

 

 

 

♢ 2022.12.01     

 

 中東初のW杯がカタールで開催されていますが、欧米からいろいろ難癖がつけられています。それに共感する人もいるようですが、ちょっと冷静に考えてみるべきです

 

 人権を掲げれば何でも正義とされる風潮ですが、外国人労働者を酷使搾取した疑惑は中国のファッション大手SHEINにもあります、さて日本西欧で不買運動は起こってますか?女性のヒジャブにしても、欧米にない習慣だから人権侵害なのですか?飲酒制限は何が問題なのでしょう?LGBTや欧米リベラリズムはいつから世界のスタンダードになり、それに服従しない文化を一方的に糾弾できるようになったのでしょう?あまりにも他国の宗教習俗文化に対する敬意を欠いた一方的なクレームです

 

 イスラムの教義慣習を頭ごなしに否定し、欧米の価値観を絶対とするような物言いには同意できません。自分たちが酒を飲みながら観戦したいからといって、開催国が「やめてくれ」と言うならやめるしかありません。「郷に入れば郷に従え」こそがスタンダードな考えではないでしょうか、中国では「入郷随俗」といいます。色々な文化を学び交流することはいいですが、何でもかんでもグローバルだと言って均一化するのは、本当に良い事なのでしょうか、特に宗教的価値観や習俗文化は国ごとに大きく異なるのは当然なのですから、自分たちの常識を絶対スタンダードとして押し付けるのは如何なものでしょう・・

 

 イスラムには困窮に苦しむ人類同胞への奉仕を命じる”ザカート” という教えがあります、ヒンディーのセバや仏教の慈善に類する善良な教えです。人は皆、生活の基礎を神に定められた道徳と真理に置いて、それらを育むよう努めるべきとするのはどの宗教にもあります。イスラムの教えが、どうしても嫌だというならその国へ行かなければ良いのです、部外者がノコノコ出かけて気にいらないから変えろと言うのは横暴にも程があります

 

 この事はもちろんイスラム側にも言えます。世界で最も拡がっている宗教がイスラムですが、その融通性寛容性に欠ける教義によって移入先の宗教文化習慣との衝突が起こっています。教義を絶対視するあまり他の宗教文化を排撃する傾向があります。先に挙げた「入郷随俗」の考えを残念なことにムスリムは持っていません

 

 イスラムはキリスト教ユダヤ教ばかりでなく、ヒンドゥー教シーク教、最も穏健な宗教といわれる仏教とも対立しています。ミャンマーでは、昔からいたヤンゴン回族に加えて、英植民地時代にベンガルから来た*ロヒンギャにも厳しい目が向けられています。弾圧される少数民族として日本にも難民申請をしていますが、その実体は英国の圧政の手先となってミャンマーの人々を苦しめ、独立を妨害して残虐行為にも手を染めた偽装難民です。英国の過大な課税で仕方なくアラカンの農民は農地を離れましたが、その隙に勝手に入植してきたのがロヒンギャです。いわばミャンマーの人々からするとロヒンギャは植民地政府側に立ち、自分たちの土地を奪った土地泥棒の不法移民です、彼らがベンガルに帰郷すれば解決できるのです

 

 またインドでもムスリムによるヒンドゥーへの攻撃は全く報道されませんが、日常的に起こっています。ムスリム人口が増えてきた地域ではイスラムへの強制改宗やハラルの強要、ヒンドゥー寺院の破壊も行われています。西側メディアは西欧リベラルを拒むヒンドゥー憎しのため、ムスリムがヒンドゥーに対してどれだけ暴力をふるってもニュースにはしませんが、ヒンドゥーが千の内一つやりかえすと、『ヒンドゥーが他宗教を差別している』と大々的に報道します

 

 韓国でもモスクの建立で衝突が起こっています。我が国も外国人労働者の流入でムスリムの定住化が進み、問題が出てきています。日本の火葬を受け入れず土葬でなければダメだというムスリムが埋葬地を探して、水質汚染を危惧する地元住民との対立が起きています。高温多湿で雨季もある日本で土葬に住民が反対するのは当然です、狭い日本の一体どこに、水質汚染の心配のない土葬用墓地を設置できるというのでしょうか...。

 

 ムスリムが他国に浸透する当初はとても穏健なものです、労働者又は不法移民や難民として居住して数を少しずつ増やしていく、モスクを建ててハラル食材を扱う店やレストランを増やしていく、現地の女性との婚姻で国籍を得る、この当たりから段々と主義主張が強くなり、土着の宗教や固有の文化習慣に対し攻撃性を増していきます。イスラムの国でイスラムの文化習俗を守っていくことは当然で、それを他国の人間がとやかく言う道理はありませんが、それと同じくイスラムも異なる文化を持つ国に対して自分らの流儀を強制することはできないのです。教理のドグマが厳しく他文化との共生が難しいのがイスラム教である以上安易に我が国に根付かせるのは、将来世代に大きな禍根を残すことになります

 

 彼らには聖典を、平和的に解釈する人々と暴力的に解釈する人々がいます、一番の問題は平和的に解釈する人々が、暴力的解釈をする人々にストップをかけないことです。過激な活動をするムスリムを静かに擁護しているのです

 

 

※ 大東亜戦争時日本軍がビルマを植民地にしていたイギリス軍を放逐後、現地のラカイン人たちを対英独立軍として武装化すると英国もベンガルムスリムの一部に武器を与えて戦闘に利用したが、その戦闘がムスリムと仏教徒が血で血を洗う宗教戦争となり、両教徒の対立は取り返しのつかない状態となる。特に、1942年の戦闘で、英軍に属するロヒンギャムスリムによって2万人以上のラカイン人仏教徒が殺されたとされ、その後のミャンマー国内における反ロヒンギャの強い動機となった

 

 

 

 ◇ 2022.07.06  

 

 少子化対策にすぐやるべきは、学問の多様化です。向き不向きに関わらず勉強が好き嫌いに関わらず全ての子供が進学を前提とする硬直した教育制度が、学問の本質を歪めています。そのため本来は別の分野で能力を発揮できる人までもが、何の志向もなく取り敢えず進学しています。学問への意欲がある人が進学するのが普通です、やりたい勉学もなく、親や教師が勧めるからみんなが進学するからという理由で大学に行く必要があるのか考えるべきです

 

 子供に勉強の機会を与えろと言いますが、義務教育の間でも勉強に向いてるかどうか何に好奇心を持つかなどわかるものです。欧州では高卒で仕事に就きその後、30過ぎから大学に進学する人は非常に多くいます、高卒後数か年働いて自らの学費を自らが稼いで進学する人は熱心に勉学します、年齢が幾つでも勉強をしたいと思えばできる環境が社会にあるのが、本来の学問の多様性ではないでしょうか...

 

 少子化に逆らってまで大学専門学校の数を増やすべきではありません。進学の無駄な時間コストが別の所に向かえば活性化する産業も増えます、早くに社会人になって給料を得れば結婚も早まり子供も増えます。不毛な進学をしない人が建設土木など慢性人手不足の業界に向かえば、技能実習生も減らせます。実際に、高卒で年収一千万超えの型枠解体外構等の職工もざらにいます、お金を使う層が広がれば、経済のパイがバランスよく膨らみます。企業は、大卒偏重を改め、高卒に仕事の機会をもっと与えるべきです、大学も社会人入学の枠をもっと拡げるべきです。省庁は不要な大学やその支援機構を存続させるため大学助成金などの国費の無駄使いを止めるべきです。あなたたちの天下りポストを確保するだけの大学など要らないのです

 

 赤字経営の大学はさっさと潰すべきです。現在、私立大学の半数近くは定員割れを起こしています。偏差値の低い “Fランク校” と呼ばれるような学校では学生が集まらず、留学生頼みです。就労目的の「偽装留学生」だらけの大学を存続させるために何で大学助成金が投入されるのでしょうか?政府の留学生30万人計画は即刻止めなさい!米国では留学生のアルバイトは禁止されています、日本の留学生は、実質外国人労働者の受け入れのための制度です、国民の目を欺く姑息な移民計画です。 外国人労働者が増えるほど日本人労働者の給料が上がらないスパイラルに陥っています、収入が増えなければ未婚化・少子化に拍車がかかるのです

 

 学問は本来学究したいことが明確な人がやるべきです、何でもかんでも進学するよう強制するのは間違っています。融通性のない硬直した教育は、学問を衰退させます。どのような境遇でも経歴でも学びたい意欲がある人に勉学の機会を与えられる国こそが教育大国です。官僚ポスト確保のためだけに余剰な教育機関を作って、産業育成のため国防のために振り分けるべき国費を無駄に使うべきではありません

 

 

 

 ◇  2022.05.10

 

 ロシア軍の侵攻で、ウクライナから多くの避難民が国外に逃れています。遠く離れた我が国にも既に800人程度の難民が来ています。日本は難民の受け入れが厳しい国だそうです、陸続きで諸民族と混成しているユーラシアの国と近代に入り移民によって成立した北米南米やオセアニアと日本とでは建国の歴史が全く違うので、移民難民の受け入れも同列に扱われるべきではありません。数千年単位で文化歴史宗教が協調して社会が緩やかに統合していった日本では性急な移民(異民族の流入)は国情に合いません

 

 そしてもう一つ、人道支援が仇になった大失敗の記憶、難民の受け入れで煮え湯を飲まされた過去の経験があるのです。現在日本在住の半島出身者は100万人を超えますが、正規のルートで入国して居留ヴィザを持っている人は僅か数パーセントです、そのほとんどが不法滞在者密航者の後裔です

 

 日本統治下の朝鮮人は日本国籍者でもあったので、戦時の国家総動員法によって徴用されたり、出稼ぎ仕事で来日することができました。終戦後に全ての朝鮮出身者は日本国籍を喪失したので、帰還事業が始まりましたが、本国での差別から逃れたい白丁らの朝鮮人は帰国を拒否して、日本に不法滞在しました。さらに韓国政府による1948年の済州島虐殺事件、1950年からの保導連盟事件に連動した共産主義者への大弾圧にて多くの社会主義思想を持った韓国人が密航してきました。在日コリアンで済州島出身者らはほぼこの時に逃れてきた人たちです。民主共産等のリベラル政党の主要支持者が在日及び半島系帰化人なのもこれが理由です。その後の朝鮮戦争でも多くの避難民が日本に逃れてきました

 

 本来は法令に則り、不法滞在者密入国者は送還されるべきだったのですが、戦争及び人権弾圧で逃れてきた事に人道的配慮をして日本政府は居住許可を与えました。そしてリベラル政党やメディアや法曹教育界が大々的な運動をして在日コリアンは日本に強制連行された被害者であると話の根本をすり替え始めました。京都宇治のウトロはその典型で、元々、飛行場労働者として集まった朝鮮の労働者が、戦後帰国せず居座って不法占拠を続けたのが始まりです。根も葉もない捏造で強制連行された被害者だからと法律を無視して、被害者特権を与えたことはとてつもない間違いでした。そして「差別主義者」とレッテルを貼られることを過度に恐れるあまり、偏向した情報が野放しになり、何も知らない若い人たちはメディアや学校で教えられる嘘捏造がさも真実であると信じてしまいました

 

 密入国者への居住許可は、違法なものですが、多くの人は人道的措置なので仕方ないと考えました、世界で最も性善説傾向が強い日本人は本当にお人よしです。しかしその後の在日コリアンの凶悪犯罪や対日ヘイト活動の数々は、日本人の優しさ思いやりが仇となったことであり、日本社会に大きなトラウマを残すことになりました。難民受け入れに消極的なのはこのような過去のトラウマがあることも留念しておかねばなりません

 

 日本ポーランドドイツに避難したウクライナ人が当該国の政府と国民に感謝しますとインタビューで答えていました、救いの手を差し伸べてくれた人への感謝は何時どこでも自然に口につくものです。しかし例外な人たちもいます、内戦から逃れてきた人、国内の政治弾圧から逃れてきた人・・ 事実上難民として受け入れた日本への感謝の言葉は在日コリアンの口から一度たりとも聞いたことはありません。将来北朝鮮が韓国に攻め込めばまた避難民が九州に押し寄せることになりますが、この件を以てしても受け入れには賛同しかねます

 

 この先ウクライナ難民が強制連行されたと冗談でも言う訳はないでしょうが、移民難民に差別利権が生じるならば間違いなくコリアンの影がちらつくことになるでしょう。同和やアイヌ・・差別利権があるところには必ずコリアンが暗躍しています。「差別を許すな!」と叫ぶ背景には、平等を求めるフェアプレーの精神がありません、不遇される差別は止めろと言っても、優遇される差別には沈黙です。優遇されることも不遇されることも不平等であり、同じく差別ではないのでしょうか、「差別反対」の声は実は特別待遇をよこせと言っているようにしかもはや聞こえません。。

 

 

 

♢ 2022.03.10

 

 ロシア軍がウクライナへの包囲網をしいていた時に、実際には侵攻はないと考えていた人が多い事にまったく驚かされます。嫌な事や怖い事を忌諱する意識が働いて正常な道筋を見誤らせる、軍隊があれば戦争になるとする護憲信者の思考に毒されている人が何と多い事でしょうか。。

 

 非武装中立であれば、侵略されないと信じるお花畑が如何にファンタジーの世界に浸っているか目覚めた人もいるでしょう・・ 専制主義国家に囲まれている日本が、憲法に則り、自衛隊の軍備を解き、災害救援に特化した組織にしたらどうなるでしょう? あっという間に侵略軍の草刈り場になることは必定です

 

 ウクライナは旧ソ連からの独立後4ヵ国(イギリスアメリカロシアウクライナ)で交わされた『ブダペスト覚書』(1994年)で、核兵器をすべて手放し、軍隊も100万人から大幅に縮小しました。これが大きな間違いで、ウクライナが今も核を保有していたらロシアの侵攻は100%なかったと断言できます。それほど核抑止力は強く、今回の武力による現状変更でも核保有国のロシアでなければ、すぐに多国籍軍が組織され、ウクライナへ派兵されていたことでしょう

 

 この覚書に、米英露のウクライナへの防衛義務を確約明文化しなかった事が返す返すも残念です。国際社会は冷徹冷酷なものです、御人好しは個人ではいいが、国家であるならただ食い物にされるばかりです。軍事力=抑止力があってこそ平和は保たれる。自らの国は自らが守る、これが大原則なのです、日米安保でいざとなればアメリカが助けてくれる?そんな保障などどこにもありません。抑止力は拮抗してこそ抑止となる、片方が弱ければ効力がないと知らねばなりません、核の恫喝には核での抑止しか方法はないのです。保有国と非保有国とで対等に交渉できると思ってる人にはその根拠がどこにあるのか教えて頂きたいものです

 

 私自身被爆2世で反核派ですが、被団協のやっている反核運動は全く意味はなく、反対に日本の安全保障を蔑ろにするものです。必ず相手を仕留めるには相打ちを狙うのが武術の絶招ですが、それでは互いに死地へ向かう、死への誘いが相互に冷静さを取り戻させて、互いに剣を収めることで「相い抜ける」ことを選ぶ動機を生む出す。危険な結果を避けるためにそうせざるを得ないようにするのが相い抜けの知恵なのです

 

 核保有で有位にあるものは、如何なる理由であろうと手放す事はありません、それが非常な現実です。そうではなく核保有の優位性を無くすことこそが、核廃止へと繫がるのです

 

 自らの安全のために核を捨てざるを得ないようにする、自発的に捨てることを強制させるには、自らを護るために核を持つという動機から自らを護るために核を廃棄するという動機へ変わらねばなりません。自らの安全のために核を捨てる、つまり相い生きるために「全世界同時廃棄」を選ぶしか道はないのです。歴史上、核保有国に対する核攻撃は一度たりともされていないのが現実です。日本は核廃絶のために核を保有するという逆説の真理へ向かわねばなりません、それこそ王薌齋の言う「矛盾中真功」という全ての学芸科学の極限の原理なのです

 

 

 

 ◇ 2021.12.15

 

「 歴史を忘れた民族に未来はない」 先史以来祖先から継承されてきた固有の文化習俗を含めたルーツの歴史には民族のアルタ・カーマ・ダルマ全てが含まれています。その内最も重要なのはダルマ(ethic, 道徳価値)です

 

 今の日本は有史来これまでにない国史の崩壊が進んでいます。家庭でも学校でも子供に「何のために生きるの?生きる意味は何?」と聞かれて何と答えますか?立派な人になる、社会の役に立つ、幸せになる・・等々としたら、それは結果であり、根幹の命題ではありません。では幸せになるためにはどうすればと聞かれれば、成功する裕福になるとの答えとなり、お金持ちになることが人生の目的となってしまいます

 

 歴史ある国には、物語があり、神話があります。インドには「マハーバーラタ」「ラーマーヤナ」があり、日本には「古事記」「日本書紀」があります。そこには霊性の柱であるダルマがあり、「正しい生き方」「生きるべき道」を学ぶことができます。立派になるとか成功するとかはそのダルマに殉じた結果にそうなるということで、人生の本義がその中に貫かれていなければいけません。インド神話にはヴェーダ、日本神話には神勅があります、この神勅こそが日本人の本柱なのです

 

 天壌無窮(てんじょうむきゅう)の神勅は、皇統皇孫が共に弥栄、永遠に繁栄するために働きなさい、皇統を護り、皇孫たる国民は天皇を祭祀長として皇祖皇宗の神霊をいただき、和を大切に暮らしなさいとの教えであり、それに基づいて国民は平和に豊かに暮らせるように努めればよいのです。社会にはいろいろな働きがありますが、各々の役割を果たし、社会に貢献する人間として成長することを目的とすれば、天壌無窮のダルマに適うことになるのです

 

 学歴や勤め先、職種にステータスの上下をつけて、就労者間でも競争させて、勝ち組だの負け組だのと競争に勝つことだけを優先するのはダルマ<神勅>を軽んじていることにほかなりません。人を蹴落としエゴにまみれて勝ち組となったところで神的には何らの価値もないのです

 

 大和の国の「大和(ヤマト)」とは、「ヤウマト」です。「ヤ=神」「ウマト=民」です。「神の民」が大和の国の語源です。天照大御神が天孫降臨の際に瓊瓊杵尊に下した天壌無窮の勅は、天皇を長としてこの世界をまとめ、繁栄させなさいとの神の言霊です。私たちが生きる日本という国があるのは神勅を尊び守り継いできた祖先の営みがあったからこそということを忘れてはなりません

 

 

  

◇ 2021.10.18  

 

 中東におけるアメリカの占領政策は失敗しました。日本に対する成功がイスラム圏では通用しなかった訳です。グローバルスタンダードは西洋世界の価値観です、歴史文化宗教の土壌が違う国々にも押し付けているわけで反発があるのは当然でしょう

 

 戦前から民主主義も市場経済もあった日本は、米国の正義や価値観の押し付けにも相応に従ってきましたが、それによって失ったものは計り知れません。西洋のポリティカルコレクトネスによる侵蝕は、習俗や道徳規範にも及んでいます。また日本特有の事情として左派や外国人活動家もそれに乗り、対日ヘイトスピーチ(日本人憎悪差別)を先導しています

 

 日本は文化形態の独自性が強い国ですが、ダルマ(ethic, 道徳価値)を明示するヴェーダのような " 根本聖典 " がないので、ポリコレの草刈り場となっています

 

 誰も見ていなくてもお天道様が見てるから悪い事はしないとする日本人も少なくなり、マナーが良いのはただの同調圧力と言われるようになりました

 

 歴史文化遺産の宝庫であるインドは、西洋世界による価値観の統一に抵抗しています。そのため異形の偶像を崇拝しているとかカーストが残る差別社会であるとか中身も全く理解せずに西欧社会からレッテルを貼られています

 

「多様性ある社会や文化を進めよう」と主張する裏には白人基準の価値観で地球を統一しようとする深謀があります。インドでは日々至るところでプージャを目にします、祭祀の国である我が国も本来はそうであったはずです

 

 ヨーガを学ぶ日本人は多いですが、その奥義に関心を持つ人は極少です。それは、「神(アートマ)との意識的合一を得るための科学」であり、ヴェーダの教えに基づくサーダナ(霊性修行)です

 

 ウパニシャッドやバガヴァット・ギーターを修学し、真我顕現を求めるヨギヨギーニは遅かれ早かれ西洋ポリコレの偽善欺瞞に気づくことでしょう